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応急処置が怪我の具合を左右する!?知っておきたい正しい応急処置の方法について

突然の怪我!まずどうすればいいの?

普通に生活をしていると、思わぬ怪我をすることはよくありますよね!そんな時に大変役に立つ正しい応急処置の方法を知っていますか?

いつ何があっても、慌てず速やかに処置が出来るようにしておきましょう。ここでは正しい応急処置の方法をご紹介するので、いざという時に役立ててくださいね。

捻挫

歩いているときに、思わずグキッと足を捻ってしまうなどの捻挫が起きることがあります。そんな時は、どのような応急処置をするのが正しいのでしょうか?

足首などを捻挫で捻った場合の応急処置は「RICE処置」と呼ばれています。

RICE処置とは応急処置の基本の「Rest(安静)」「Ice(冷却)」「Compression(圧迫)」「Elevetion(挙上)」の頭文字をとったものです。捻挫や打撲などの怪我に対応できる応急処置の方法です。

そのRICE処置から正しい応急処置を学んでいきましょう。

【Rest】安静にする

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捻挫をしてしまったら、まず患部に刺激や負担を与えないように安静にしましょう。足を捻挫してしまった場合、痛みのあまりじっとしてられないことがあるかもしれませんが、患部の損傷が酷くなる可能性があるのでじっと安静にします。

【Ice】患部を冷やす

捻挫したら、患部を冷やし炎症の拡大を防ぎます。また、冷やすことで内出血による患部の腫れを抑えます。バケツなどに氷水を入れ冷えた水の中に患部を入れ、冷やしましょう。そして氷のうなどで患部を冷やすときは、上に氷のうを乗せるのではなく両脇から包み込むようにして冷やすようにしましょう。

【Compression】圧迫・固定する

包帯やテーピングで患部を圧迫し、固定することは痛みを緩和する効果があります。そして、圧迫することで関節の動揺を防ぎ負担を減らしたり、内出血による腫れを防いでくれます。包帯やテーピングを巻くときに注意したいのは、足の甲を強く巻かないようにすることです。足の甲には足背動脈が通っているので、強く巻くとチアノーゼを起こしてしまう可能性があります。

また、子供の場合は組織が柔らかいため固定するときは締めすぎに注意しましょう。締めすぎると血行を阻害し、怪我を悪化させることがあるのです。

【Elevetion】上に上げる

挙上は仰向けで寝て、足を心臓より高い位置に上げることによって行います。心臓より高い位置に患部を上げることで、血流を減らし炎症を広げないようにします。そして挙上することで痛みを緩和するとも言われています。

突き指

突き指をしてしまった場合にも、先ほどのRICE処置が大切になってきます。ですが、突き指の場合はRICEのI、アイシングが最優先項目になってきます。

ぎっくり腰

ぎっくり腰になってしまった場合、激しい痛みに我慢できず救急車を呼んだり病院に駆け込んだりすると思います。ですがぎっくり腰の治療は緊急性があるわけではないので落ち着いて安静にする必要があります。

痛む側を下にして背中と腰を丸めた状態が楽な姿勢でしょう。次に患部を冷やし炎症している部分の熱を逃がします。これを2~3時間おきに一日3回程度行います。

また、ぎっくり腰の辛い痛みを緩和してくれるツボも存在します。ぎっくり腰や腰の痛みを抑えたい場合は、手の甲にある腰腿点というツボを押します。腰腿点は、人差し指と中指の間、薬指と小指の間の指と手の甲をつなぐ棒状の骨の付け根にあります。腰腿点は、骨が交わるところを指圧し痛みがある場所です。このツボを、一日2、3回、1~2分ずつ押し刺激すると、効果が現れやすいそうです。

また、応急処置をし病院で治療してもらっても痛みが残る場合は、コルセットが役に立ちます。腰痛ベルトやコルセットを使用すると、腹圧が上がり安定感が増すので動くのが楽になります。ですが、ベルトやコルセットを長期間使用すると、本来あった筋肉を落としてしまうので逆に腰痛の原因を引き起こしてしまうこともあります。ですから、ベルトやコルセットは使用時間に気を付けて使用しましょう。

骨折

骨折をした場合、かなり強い痛みを生じます。辛い痛みでショックを受けることが多いですが、焦って動かしたりすることは避けて安静にしましょう。体は冷やさない方が良いのですが、患部は出来るだけ冷やすことが大切です。

そして骨折している部分を固定します。三角巾や包帯など長いもので結び固定しましょう。添え木になるものを選ぶ際は、骨折部分に合った大きさのものを選び固定していきます。添え木などで固定したら、患部に血液が集中しないように心臓と同じ高さになるくらいの場所で固定します。こうすることで、二次的な損傷や痛みを防止することが出来ます。

骨折により骨がずれを生じて曲がっていることがありますが、このずれを矯正しないと曲がったまま骨がくっつく可能性があります。固定した場所に刺激や負担を与えないように注意しましょう。

火傷

火傷はかなり素早い応急処置が必要な怪我でしょう。火傷をしてしまったら、まず流水で冷やしましょう。水道水などを出し、最低でも20分以上患部に当て冷やします。冷やすことで、痛みを和らげ水ぶくれなどを防ぎます。また、氷などで直接冷やすことは、皮膚が冷えすぎて凍傷をおこす場合があるので気を付けましょう。

また、服の上から火傷をしてしまった場合は、火傷した皮膚が服にはりついてしまうことがあるため服を脱がさず服の上から冷やしましょう。

水ぶくれが出来てしまった場合は、潰したりすることのないように気を付けましょう。痛みが治るまで冷やしたら、清潔なガーゼなどをあてます。

火傷は冷やすことが最優先の項目であり、一番大切な応急処置と言えます。すぐ冷やすことで跡が残りにくくなったり、痛みを軽減したり、火傷の深さが進行するのを止めたりするのです。

もし怪我をしてしまったら…

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突然怪我をしてしまったら、まず落ち着いて応急処置をしましょう。ご紹介したRICE処置は、覚えておくと色々な怪我の場面で役に立つので頭に入れておきましょう。

早めに正しい応急処置をしたら、すぐに病院などで治療してもらいましょう。