
目次
怪我をしにくい体になるポイント
①柔軟性を高める
柔軟性が高い人は、怪我をするリスクが低下するという研究結果が出ています。
ここでいう柔軟性とは「関節の可動域が広い」といった意味になります。
可動域が広いため、筋トレをすることで筋肉に刺激を受け、筋肉が大きくなりやすいという特徴があります。
そのため、筋トレだけを行うのではなく柔軟性を高めるストレッチも大切になります。
反対に筋肉量は少ないのに柔軟性だけ高いというのも怪我のリスクを高めてしまいます。
トレーニングや運動をしている最中に関節を動かし過ぎてしまうことによって外傷が起こりやすくなるといったことです。
体が柔らかい分、筋肉がないと安定性が低くなるので、柔軟性がある人は筋トレも欠かさず行うようにしましょう。
筋肉や腱の伸縮性が高まれば運動による肉離れやアキレス腱の断裂などの怪我をおってしまう可能性が少なくなります。
②運動後にもストレッチをして疲労回復効果をアップ
アスリートの方も欠かさず行っているという運動後のストレッチについて、ストレッチを行うことでどういった効果が得られるのでしょうか?
大きな目的としては、「疲労回復」です。
激しい運動を行ったあとは体に疲労物質が溜まっている状態となります。
そこでストレッチを行い血流を良くすることで、疲労物質を体外に排出する機能を助け、疲労回復を早くするといったことが期待できます。
次に「筋肉のケア」です。
筋トレなどで傷ついた筋肉の回復には、クールダウンストレッチが欠かせません。
さらに「心臓を落ち着かせる」といった効果もあります。
怪我などのないように運動前にストレッチすることも大切ですが、運動後のストレッチには、落ち着かせることで不意の心停止や立ちくらみを防止するという役割もあります。
ストレッチの効果
まずストレッチには大きく分けて2種類あります。それが「静的ストレッチ」と「動的ストレッチ」です。
静的ストレッチとは、ゆっくり筋肉を伸ばしながら行うストレッチのことです。
硬くなってしまった身体を柔らかくする効果があり、脱力しながらゆっくり行うことが特徴です。
反対に動的ストレッチとは、身体を大きく動かしてその反動で筋肉をほぐすストレッチのことです。
ラジオ体操などは代表的な動的ストレッチとなります。
動的ストレッチは運動前に行うことが望ましく、静的ストレッチは運動後のクールダウンに適しているので、それぞれタイミングを考えてストレッチを行うとより効果的になります。
①内臓負担の軽減
運動前に行う動的ストレッチは、なぜ行った方が良いのでしょうか?
何も運動をしていない状態から突然体を動かし激しい運動をすると、心拍数・血圧が急上昇し、呼吸もあがります。
このような急激な変化は内臓に負担をかけるため、積み重なっていくと大きなダメージとなってしまうことがあります。
急激な体の変化を避けるためにも、動的ストレッチを行い徐々に心拍数や血圧をあげていくことがポイントになります。
また、交感神経が優位になるため、精神的な面でもパフォーマンス向上が期待できます。
②筋肉・靭帯への負担軽減
準備運動やウォーミングアップを行わないことは、内臓へ負担をかけるだけでなく、筋肉や靭帯にも負担をかけることになります。
事前に動的ストレッチを行い関節を動かして体を温めておけば、筋肉や靭帯の柔軟性も上がるので、運動をしている最中に体をねじったり筋肉の伸縮があった場合も、筋肉が損傷してしまうリスクが低くなります。
また、体の各部分が柔軟に動くようになっていることで本番のパフォーマンスが上がるというメリットもあります。
運動前に静的ストレッチはNG?
一般的に、運動前に静的ストレッチを行うことは好ましくないと言われています。
静的ストレッチは筋肉を伸ばすので、柔軟性をあげることには効果的ですが、筋肉を伸ばした状態を過度に行うと筋肉がゆるんでしまいます。
筋肉がゆるんでしまうと踏ん張ることが出来なくなるので、捻挫などの怪我を負ってしまう可能性が高まるのではないかと言われています。
ただし、伸ばす時間が30秒以内であればそれほど悪影響はないという意見もありますし、一概に静的ストレッチが良くないというわけではないようです。
体や筋肉が硬い人はパーソナルトレーニングがおすすめ
体が硬い人や筋肉が硬い人は、パーソナルトレーニングでトレーニングやストレッチを行うことをおすすめします。
特に高年齢の方は体が硬くなっていることが多いので、意識して取り組むようにすると良いでしょう。
筋肉が硬く縮こまってしまう前に、日ごろから筋トレとストレッチをうまく組み合わせるようにすることが大切です。
体質や体つきなど本格的に変えたいなと思ったらトレーナーと一緒にマンツーマンでのトレーニングを行うこともおすすめです。
最近では、整骨院でパーソナルトレーニングを行えるところも増えているので、ジムまでは通わずともトレーニングやストレッチを行うことができます。
大切なのは静的ストレッチが良い悪い、動的ストレッチが良い悪いといったことではなく、それぞれの目的と効果を適切なタイミングで使い分けることです。
ストレッチひとつを取っても自分の体に与える影響は大きいので、ネットの情報などを鵜呑みにせず、正しい知識をもとにストレッチを取り入れていきましょう。
まとめ
あお整骨院ではトレーニング・ストレッチも行っています。
トレーニング機器を用いたリハビリまで行うことができるので、怪我をしにくい体になるためのトレーニングだけでなく、怪我をしてしまった人の回復をサポートも行うことができます。
怪我をしてしまったらなるべく早く回復し、その後は怪我をしにくい体になりたいですよね。
日ごろからトレーニングやストレッチを欠かさず行うようにしていきましょう!
あお整骨院
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